- ホリスティック美容師協会
美容師の働く環境を整える「美容室のホワイト化」

美容室をホワイト化させる。
わたしがこの協会以外に、自分が経営するサロン「コロリエ」を4年半やってきて明確になってきたやりたいことです。
お客様をきれいにしたい、よろこばせたいならまずは美容師が健康であるべき。
ここで言ってる健康はただ単に病気じゃなきゃいいっていう短絡的なことじゃないんです。 気持ちも前向き、毎日を楽しむゆとりがある、他者の事を考えて何か与えたいという気持ちが自然にわくような、心身ともにプラスの状態。
さて。 美容師って本当に頑張り屋さんが多いですよね。
身を削ってでもついついがんばっちゃう。 すごくわかります。 やってあげたいと思いますもんね、お客様!
だけどそれって長ーい美容師人生でいつまで続けられると思いますか?
わたしは美容師という仕事がどれだけ素晴らしいか知っています。 だから美容師という仕事が好きな人には一生幸せな美容師であってほしい。 と、言うことは、一生美容師を続けられる自分でなきゃならないんです。
ここで大切なのは ✔︎美容師さん自身が知識をもったり自分自身を大切にしなきゃなっていう確固たるマインド。 ✔︎美容室経営者が今までの美容室の働き方に疑問をもってウチはもっとクリーンに変えていくというマインドと実行力。 こういうことを全部含めて。 「美容室のホワイト化」 と、呼ぶことにしました。 みんなもっと休んだり好きなことしたりしていいんだよ! 自分をかわいがってあげよう! 休み返上でお客様やるのが偉いとか、大切にする順番違うからね!
わたしはいつもこう思っているので、自分のサロンのスタッフにもそれをいつも伝えています。
そして、美容室経営者はスタッフが堂々と自分を大切にしてもらうように、引け目なんか感じさせない仕組みを作ることが必要です。
チームでやっているんだから。 みんなが心から笑顔になれる環境を作りましょう!
経営者が一番やらなきゃならないのはより良い環境を提供し続けること。 それを先に与えることです。
これだけ美容学生が減ってしまった現実って、今の美容師業界がやっぱりブラックだからだと思うのです。
美容師ってこんなにいい仕事なのに・・。
ホリスティック美容師協会は、「美容師=大変そう、給料安そう、休みなさそう」 この方程式、変えたいと思うんです。 もっといいイメージと現実を。 美容師のホワイト化。 わたしは来年はこれをテーマにしたいと思います。
今年も1年、ありがとうございました。
2019年、ホリスティック美容師協会は美容室のホワイト化につながるための活動に取り組んでまいります。
引き続き、当協会をよろしくお願いいたします。

一般社団法人 ホリスティック美容師協会
代表理事 中島ちか